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yomoken
  • 総移動距離:103827 Km
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  • 旅行日数:112 日
2014年06月13日00:00
2014年ブラジルワールドカップ から

イマココ・最後に訪れた都市

東京
いまここ!!ログ

プロフィール

2010年南アフリカW杯に出場する32カ国を巡る「世界一蹴の旅」を完遂。あらためて、世界一蹴の旅をタビィコムで振り返ってみようと思います。 少しでもこれから旅立つ人の助けになれば、幸い!

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【北朝鮮レポート】 潜入!板門店

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チョンマル・マシッソヨー、ヨモケンです。
※チョンマル・マシッソヨーとは、朝鮮語で、「本当に、おいしい!」の意。


北朝鮮レポート韓国との国境・北緯38度線にある街「板門店」の観光です!

今回もまた、チョンマル長文になりますので、心してお読みくださいw





板門店までは、平壌から、車で高速道路に乗って、1時間半くらい。

当日は天気もバッチリで、朝から気分良くお出かけしました。




僕らが現地で乗せてもらっていたのは、なんとトヨタのランドクルーザー。

こいつをぶっ飛ばして、誰も走っていないハイウェイを爆走。


1時間くらい走ったところで、サービスエリアに寄ってみたら、美女売り子軍団と遭遇!



彼女らは、なんと中国語を操ります。

写真を撮ろうとしたら、向こうからグワシっと、腕をつかんできました。なんて積極的w








板門店について、はじめに訪れたのは、朝鮮戦争の終盤に、南北での停戦に向けての会議が行われた場所。



実際に会談が行われたその場所、その机、その椅子に座れちゃいます



同じタイミングで観光に来ていたアメリカ人君とパチリ。


米朝会談さながらw

※それにしても、このアメリカ人学生、北京に来ている留学生だそうですが、よくこのタイミングで訪朝したもんです。。。上には上がいるもんですw








そして、いよいよここからが本番。DMZ(非武装地帯)の中心地にあたるJSA(共同警備区域)。


この画像は見たことある人も多いはず

JSAっていうのは、ちょっと前に映画にもなってましたね。

この真ん中の掘っ立て小屋の中で、ブルーのものは南側の国連軍が管理しているもの。両サイドの灰色のものが、北朝鮮が管理しているものです。

北朝鮮側は、写真の下側から入り、国連軍は写真の上側から入るようになってます。




で、この掘っ立て小屋は今でも実際に使われているのですが、そこにも入ることができちゃいます。






上の写真でアシシが撮っていたのはコレ。


南側国連軍の参加国。日本は入ってません。。







これが、南北会談で使用される机。


チェアマン・アシシ。

真ん中に一直線に並んでいるマイクが、ちょうど北緯38度線上にあるそうです。

ちなみに、この建物の中においては、韓国側、つまり38度線より南に進入することができちゃいます。









実は、この板門店の共同警備区域(JSA)、僕は韓国側からも行った事があるんです。

この世界一蹴ブログの古くからの読者はご存知かもしれませんが、そのとき(今年3月)の様子は、このエントリーで書いてますので、併せてご覧くださいませ。

よくよく考えてみると、南北両方からこの地を訪問した人って、そんなに多くはないのではないでしょうか。それが名誉なことかは、良く分かりませんが・・・。



北朝鮮側から南を眺める(今回の写真)

ここに映っている写真左側の展望台のようなところから以前に撮った写真が下のものです。



韓国側から北を眺める(以前の写真)

ちなみに、北側から観光している場合は、南側の兵隊さんも観光客も一切僕らの前に姿を現しません。そこは南北で協調して、時間を分かちあっているようです。

意外と仲良しw









板門店の観光は、全部で1時間半程度。

意外とあっさりしたもので、サクッと板門店を後にして、午後の平壌市内観光のために、一路平壌へ戻るのでした。




戻る途中に、興味深い建造物を発見しました。


門の真ん中には朝鮮半島が描かれている

これは、「祖国統一3大憲章記念塔」と言うそうで、朝鮮半島統一3憲章の制定を記念して建築されたものだそうです。


3憲章を簡単に説明すると、

朝鮮半島の統一にあたり、

① 朝鮮民族(北・南・海外)が一致団結し、

② 諸外国などの朝鮮民族以外の干渉を受けずに、

③ 武力行使ではなく、平和的に実現する



という宣言だそうです。


詳細は政治的な話なので、あまりここでは触れませんが、現地の方々と話していると、彼らは何が何でも武力で南側をやっつけるというつもりは毛頭ないらしく、なんとかして南に駐屯しているアメリカ軍を追い出して、平和的に南北統一したい、という想いが伝わってきます。

また、常に、“アメリカを”敵対視しているのがヒシヒシと伝わってきました。

日本に対しても、旧占領国という意味での敵対視もあるかもしれませんが、それよりもむしろアメリカびいきな日本政府に対して、嫌悪感を抱いている印象です。



さらに、南北統一後のイメージについても、ある程度具体的なフレームワークを持っているようです。

それは、「高麗民主連邦共和国」という南北で統一されたひとつの連邦国家としての国家運営イメージ。


1980年に金日成主席によって発表された


僕自身、統一後はどんな名称になるのかなー、どっちかに寄せたら反発あるよなー、でもきっと韓国側になっちゃうんだろうなー、なんて何となく思っていたので、この「高麗」という名称は、かなり現実解な気がしています。


英語名である「Korea」は、元々、この高麗から来ているのです。

※ちなみに高麗とは、10世紀に朝鮮半島を半島を初めて統一した王朝。




連邦制なので、一番上の組織である「国家連邦委員会」のような組織の下に、北部と南部の2地域を一定期間置き、当面は「一国二制度」を実現する。

現地ガイドですらも、「いきなり統一して両国が完全に自由にミックスされたら混乱しちゃうじゃないですかー」とも言っていた。その通りだと思う。


この「一国二制度」に関しては、中国と香港の関係が分かりやすい事例だと思う。

※同じ中国国民でも、香港と大陸の住民は厳重に区分けされていて、完全に自由には往来できないようになっている。政治についても異なる体系を敷いていて、97年に英国から返還された後、50年間は異なる制度を継続することが決定されている。



こういう情報って、ほとんど日本のマスメディアでは放送されないですよね。。。


今回のことだけでなく、世の中に起きている事象については、常に複眼的に、異なった立場の視点で見つめなおしてみる、というのも大事なことだな、、、と切実に思ったのでした。

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