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【017中国ーキルギスタン国境越え】③ プチ強盗

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深夜1時、オシュの町に着く。


まずオシュの印象、暗い、車も人もいない、不気味なほど静か。。
いくら深夜だからって街灯くらいあってもいいのに……


運ちゃんにホテルの場所を尋ねる。
しかし知らないとの答え。



う~ん、どうしよう。
こんな真っ暗な住宅地の様なところで降ろされても、正直怖い。。



運ちゃんはもう先を急ぎたいようで「じゃあ、タクシーにでも乗っていけ!」と言った。
タクシーといっても、そんなものは全く見あたらない。


少しすると一台の乗用車が通りかかった。


運ちゃんはその車を止め、交渉する。
そして乗用車は私たちに乗れと言ってきた。
どうやらタクシーになってくれるらしい。


私は一安心し、荷物を車に乗せかえる。
乗用車には運転手の男の他にも人が乗っていたので荷物はトランクに入れた。





しかしこれがいけなかった…


トランクに入れてはいけなかった…………



レトロ車の運ちゃんたちは去り、じゃあ私たちも出発!……と思ったが、なぜだか車が進まない。
運転手と助手席の男はなにやらずっと話している。


そして、しばらくして2人は私たちの方を見て言った。




「金を出せ!」


え?


そりゃあ、タクシーだしお金は出すよ?
と思ったが、雰囲気が全然違った。




「金を出せ!!!」




男の1人が木の板を振りあげてきた!


あれ……
これって、もしかして……


やばい?



なんと2人組が強盗に豹変したのだった!!!!


うえええええええええ



ちょ……勘弁してください~!!!!



強盗の要求は300ドル。



ドアを開けて走って逃げようにもそれは無理だった。
荷物がすべてトランクの中……
あぁ、なんでトランクに積んでしまったんだろう……!
ギュウギュウに無理してでも傍に置いておけば良かった!!




300ドルと言えば3万と数千円だが、旅行中の身とあっては結構な額である。
しかし身の安全が確保できるなら惜しくは無い。


よく「自分探しの旅」とかいう言葉があるが、確かに旅は自分の新たな一面を発見する事が出来ると思う。
こんな状況の中、自分が意外にも冷静であることに気づいた。



不幸中の幸い、今私は1人じゃない。
そして、この2人組の強盗……どう見ても素人である。



強盗は、木の板を振りあげては、こうやって殴ってやるぞ!殴ってやるぞ!とジェスチャーを繰り返してくる。
しかしいまいち迫力にかけるのだ。


私たちはとりあえず強盗を落ち着かせようとした。
「ホテルに着いたら払うから!行きましょう!」と促した。
でも車は動かない。
ホテルに助けを求めようという我々の魂胆はさすがにバレバレか……
(でも更に変な所に連れて行かれても困る)



しょうがなく、私たちは金額を値切ることにした。


すると相手は「じゃあ100ドル」と言ってきた。


あれっ!?簡単に値切れたぞ!?




私たちは更に交渉を始めた。


そしてしばらくすると、閑散とした道路を一台の車が通った。



パトカーだ!!
助かった!!!


私は車のドアを開け、道に飛び出す。
両手を広げてパトカーを止めた。



「助けて下さいっ!!!」



警察は車の窓を開け私たちを眺めた。
面倒くさそうな顔をしながら。


そしてーーーー



ブロロロロロ……



行ってしまった。


え?
えええええええええええええ!!?????


何これ放置プレイ!!!???
マジで? ええっ マジで!???



私は絶望した。

そして私はこれ以降、嫌でも知ることになる。
キルギスタンの警察腐敗伝説を!!!
いやこの国だけではない、これから続くシルクロードの国々……軒並み警察が腐ってると言う恐ろしい事実!!!



私はしょうがなく強盗の車に戻る。
値切り交渉はだいぶ進んでいた。


50ドル…… 30ドル……


そして最後にとうとう5ドルになった!


5ドル!?




どうやら強盗の2人組は私たちが時間を延ばすのでかなり焦っていたようだ。
パトカーもまだ近くをまわってるようだったし……


私たちは5ドルずつ払い、バックを無事奪還。
素人強盗は文句を言いながら去っていった……

さて、最悪の状況は免れたがこれから一体どうすればいいのか?
地理もわからないし下手に歩くと危なそう。
真っ暗な道に立ちすくむ。


少し待っていると1台の車が通った。
ふつうの乗用車だ。
また助手席にも人が乗っていたが、女性だったので安心した。
ホテルまで乗せていってもらえないか頼む。

私たちが提示したホテルは知らなかったようで「じゃあ知ってるホテルなら…」と了解してくれた。







「ここがホテルよ」


着いた所は数階建ての建物。
しかしどこも真っ暗で人の気配がしない。

これ廃墟なんじゃないだろうか……


車は行ってしまったのでしょうがなくその建物に向かう。


そしてドアを叩く。


ライトを持った女性が出てきた。
中国人だ!


中国人に会うのはちょっとぶりなのに、なんだかひどく安心した。



そこはちゃんとしたホテルだった。
しかもちょっと良い系の。
そして町やホテルが暗い意味が分かった。
現在停電中なんだそうだ。


ホテルの値段表を見る。
シングル:1200ソム


えっと、1ソムは3円だから…
結構高けぇぇ~~


うぅぅ、強盗から死守したドルがここで散ってくのか。
でも人生なんてそんなもんだよね。



しかし電気のないホテルにこの値段はちょっと高いかなと思う。
現在夜中の3時。
あと数時間すれば夜が明けるのに…


私たちがそんな事を話していると、中国人のお姉さんが優しく言ってくれた。


「じゃあ、朝までフロントにいていいわよ」


ええええ!!本当ですか!!


「ホテルのオーナーが来る6時までね」



な、なんて優しいんだろう!
やっぱり中国大好きだよ!!


お姉さんは親切にもライトまで貸してくれた。
私たちは深く感謝しつつフロントの隅で今日の反省会をした。
そして迷惑だから5時には出ていこうと決めた。






………zzz


「もう6時よ!起きて!」


お姉さんに起こされる。


ウワアアアア!!いつの間に寝たんだろう!!!



ごめんなさい、ありがとう!!!!


私はお礼を言い、慌てて外に飛び出した!!




停電の夜には見えなかった、オシュの町が広がっていた。

この記事の付加情報

写真はオシュに着くまでの道のりの写真です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【オシュのホテル】

(泊まってはいないが、ホテル情報のみ)


北京賓館


中国人経営のホテル
フロントのお姉さん(2人いる)がとっても親切!

通常価格

シングル:1200ソム
ダブル:1600ソム


満足度:★★★★★★★★★★ 大感謝!

この記事の地図


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コメント:コメントする
  • >takaboさん
    相手が素人で良かったです。
    ナイフとか持ってたらヤバかったです(^o^;)

    花フラミンゴ 2012-03-01 02:05
  • すごい旅をされてますね。。。汗
    でもご無事で何より。。。

    takabo 2012-02-29 02:40

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