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【004中国・甘粛省敦煌】①

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予想以上にグッスリ眠れた22時間の列車の旅。

やってきました莫高窟で有名な町敦煌!!

さっそくガイドブックに載っているホテルにチェックイン。
50元でドミトリーのはずだったが、通されたのは綺麗なツインの部屋。
お値段そのままで泊まっていいという。

ひゃっほう!ラッキー!

でもやっぱり安くしてくれたのには理由があって、ホテルの半分が改装中で工事がちょっとうるさかった。
そして後から知ったのだが、敦煌のドミトリーの相場は15元~だという(2008年時点)

北京のドミトリーの相場は50元だ。
西安では30元だった。
そして敦煌。
やはり中国は内陸に進むに従って物価が安くなるんだなぁと思った。
沿岸部(北京とか上海とか)と内陸部の格差は中国にとって重大な問題だが、旅行者としては安くなるのはとても助かる。

荷物を置き私は早速散歩に出かけることにした。
そしてホテルから出て少し歩いたところで不意に声をかけられる。

「日本人ですか?」

振り返るとそこには40歳くらいの中国人のオジサンがいた。
……あれ?この人ってもしかして……

「あの、隋さんですか?」

私が尋ねるとニコニコしながら「そうです」と答えた。


うおおおおお!隋さん!!
こんなにも早く隋さんに会えるとは!

説明しよう、隋さんとは敦煌の有名人である。
本職は料理屋のオジちゃんなのだが、日本語を話し、旅行者向けに安いオリジナルのツアーも開催している。
私は旅立ち前にネットで敦煌の情報収集をしている際、何度も隋さんの名前を見かけた。

それらの口コミでは、ツアーも料理も人柄も評判良かったので、敦煌滞在中に会えたらいいなぁ~と思っていたのだ。

しかし、こんなにも早く会えてしまうとは。
私の運がいいのか、隋さんの日本人GET能力が高いのか……

ちょうどお昼前だった事もあり、私は隋さんの料理屋に案内してもらう事にした。

隋さんのお店は中国ではどこにでもありそうな、ごく普通の食堂だった。
でもここは日本人個人旅行者のたまり場らしく、ありがたいことに日本語の情報ノートも置いてあった。

ちなみに情報ノートとは、読んで字のごとく
情報が書かれたノートだ。
1冊のノートに旅行者がそれぞれ自分が持ってる情報を書き込む。
(もちろん読むだけでもいい)
敦煌内外の観光地や交通の事、ホテルの事、オススメのお店まで、旅人に役立つな口コミが揃っている。

隋さんについても色々書いてあった。
「隋さん、お酒のみすぎないでね!」とか
「隋さん、あんまり酒飲むと奥さんに殴られるよ!」とか……

隋さんどんだけお酒好きやねん!


そんな書き込みをニヤニヤと見ていたのだが、更にページをめくって私は凍り付いた。

それはホテルで盗難にあったという情報で、そのホテルは泥棒宿だから泊まるなという書き込みだった。
ホテルの名前は……

私がさっきチェックインしたホテルだよ!!!!!

私は慌ててご飯を食べ、ダッシュでホテルに戻った。
荷物は無事で、入られたような形跡は今の所ない。
場合によってはホテルを移ろうかなぁとも思ったけど、ホテルの清掃係やフロントのお姉さんを見るとちゃんとしてそうだったし、何よりこの部屋が綺麗でちょっと気に入ってたので、荷物に注意して泊まることにした。


午後からは敦煌観光の目玉である莫高窟へ。
入場料を払って中に入るとガイドさんがいて、その人に案内してもらい洞窟を見て周る。
しかし残念ながら日本語ガイドのいる時間を逃してしまい、説明はよく分からなかった。
なので途中からは自分で見てまわった。

莫高窟は1キロ以上に渡って岸壁に洞窟が掘られており、その洞窟の部屋1つ1つに仏像が安置されていたり、美しい壁画が描かれたりしている。
西暦300年代から千年もの歳月をかけて彫り続けられたらしく、その悠久の歴史には感服する。
壁画にはまだ所々色が残っていて、菩薩や天女のような人々が鮮やかに佇んでいた。

中には閉鎖中の洞窟やガイドと一緒じゃないと入れない洞窟もあったので、多くは見れなかったがとても満足だった。

夜は屋台街を見つけてまたまたテンションが上がった!
そこは屋外のフードコートのようで、色々なシャオチーが揃ってる。
串焼きや麺類を数件の屋台でつまみ、お腹いっぱい。
フードコートは何故か怪しげなピンク色の街灯で照らされていたが、子供たちが駆け回り地元の人たちがワイワイと楽しく飲み食いしていた。

私は日本にもこういう場所があればいいのになぁと思う。
メニューとしては居酒屋に近い感じかもしれないけれど、お一人様や子供連れでも入りやすく、メインはお酒よりグルメで、沢山の店から好きなおかずを選べ、しかも地元民が毎日でも通えるくらいの料金設定。

ああ、なんだか敦煌の人がうらやましくなってきた。
屋台グルメ大好きだ。


夜、また隋さんの料理屋を訪ねた。
インターネットをするためだ。
もちろん有料だが、さすが日本びいきの隋さんのパソコンだけあって、日本語のサイトがさくさく見れる。
中国のネットカフェはけっこう文字化けする事が多いのでとても助かる。


私がメールを書いたり隋さんとおしゃべりしたりしていると、中国人の家族がお店に入ってきた。
忙しく料理を始める隋さん。
さっそくビールをガンガン飲み始める中国人家族。
すぐに酔っぱらって上機嫌になるパパとママ。もうまともなのはジュースを飲んでる子供だけ。

酔った夫婦は私に声をかけてきた。
「どこから来たの?」
私がカタコトの中国語で返事をすると、フレンドリーな家族は私も仲間に入れてくれた。
話を聞くと彼らも敦煌に観光に来たらしい。
私はビールを奢っていただいて、一緒に飲んだ。
いつの間にか仕事をひと段落終えた隋さんも飲みまくっていた。

隋さん!あんまり飲み過ぎると奥さんに殴られるよ!(笑)


そんなかんじで、敦煌の夜はにぎやかに過ぎていった。

この記事の付加情報

【敦煌のホテル】

飛天賓館 50元

トイレ&シャワー付き

口コミではあまり良いうわさはなかったが、
ガイドブックにも載ってる老舗ホテルだし、部屋も綺麗でシッカリしている印象だった。
ちょうど改装中で、工事の音がしたり宿泊客が少なくて少し暗い印象があったのが残念。


満足度:★★★★★☆☆☆☆☆ ふつう

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