はじめてのアテネ
乗り換えも含め、20時間超の長時間移動。でも、夜出発で昼前に到着するという便だったので、さほど時差ぼけは感じませんでした。
アテネの空港で迎えてくれたタソス。 日本で5日間くらいしかあっていなかったけど、もう親友の彼を見て、やっと到着の安堵。
アテネは僕が想像していた通りのからっとした残暑。窓全開の時速160キロオーバーの車から吹き込む風も全てが新鮮。流れる景色もごつごつとした岩肌にオリーブの木が点々と植樹してある、まさに別世界。
タソスの家で一息ついてから、地下鉄に乗って、いざアテネの町並みを散策。
アジアに近いせいか、西洋的というよりも東洋的なにぎやかさを見せる中心街。オモニア広場。アテネ最大の問題点は車。古い町並みなだけに、道路が拡張できるわけでもないので、いたるところで渋滞。そして、ありえないほどの路上駐車。
そして、少し歩くだけで遺跡がそこらに点在。新しいビルも、遺跡のために歪な形をしているものが多く、歴史との共存が大変だということに気づいた。
今のギリシャは、総選挙真っ只中。看板の約6割が選挙ポスター。でも、日本のようにうるさい選挙カーは無く、政党ごとに広場にブースが設けられていて、そこでにぎやかにやっている。言葉が分からないから、公約実行とか叫んでいたのかもしれないけれど分からず。ただ、陽気な音楽をかけて、若者が集うカフェのようなスタイルは日本の選挙では考えられない国柄を垣間見ました。
一通り街を散策して、スピロスとタソスの彼女ラニアと合流。4人で夕日が綺麗なスニオン岬までドライブしに行きました。途中で日は暮れてしまったものの、岬の突端にそびえるポセイドン神殿は照明のおかげでくっきりとうす闇の中で浮かんでいました。
夜は、ギリシャ伝統料理の店で夕食。トマトの揚げ物とヨーグルトとにんにくキュウリを混ぜたソース、ギリシャサラダ。。。そして、タソスが魚が嫌いなので、ほぼ肉料理。一日目から、かなりボリューム満点の食事でした。
(追記) この時はまだギリシャの財政破綻が明るみになっていない時でした。この選挙の後で発覚したことを思うと、本当に貴重な時期に行ったのだなぁと改めて思います。
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